2 /5 フクロウ: 東京都羽村市。多摩川にある大きな堰です。羽村取水堰は1653年に完成した玉川上水からの歴史があり、長らく江戸の人達に水を供給し続けました。堰は1900年と1924年に増改築して今に至っています。
現在の堰は川をせき止める「投渡堰・固定堰」、魚類が行き来する「魚道」、せき止めの水を取り入れる「水門」によって構成されています。
投渡堰というのは、鉄のケタを渡し、木の枝を束ねた粗朶(そだ)と砂利を利用して作られた堰で、「投渡木(なぎ)」と言います。
一定の水位を超えると、ケタを外して投渡木そのものを下流に流して水を止めるというやり方で、これを「投渡木払い」と言うそうです。これは江戸時代から続くやり方なのですが、簡単に言えば、投渡木を丸ごと壊して水を防ぐというやり方です。随分と豪快ですね。
2019年の台風19号では実際に投渡木払いで被害を防ぎました。