4 /5 更紗空木: 久し振りの朝霞市巡りの締め括りに、広沢の池に行ってみようと思いました。名前だけは、子供の頃から度々耳にしていましたが、実際に足を運ぶのは初めてのことでした。地図を見ながら、探していました。近くに来ていることは分かっていても、見つけられずにいました。そこで近くを歩いていた女性に場所をお尋ねすると、私の腕を取って、わざわざ案内してくださいました。(2019/12月頃のことです)
朝霞市の指定史跡にもなっていますので、期待感があったのですが、池の色を見て、少しガッカリしました。青子が発生していて、水が濃い緑色になっていました。やはり坂があり、水が湧き出てくる条件を満たしてはいますが、湧き出てくる場所が影響を及ぼしているのかもしれません。「武蔵野台地の谷」、つまり「地下水」が湧き出して溜まった池ということのようです。湧き出す水の勢いが、もう少し強ければ、様相はかなり変わっていたはずです。更に、ここが整備された時代が、自然と共に生きるという発想を生み出していなかったであろうことも影響しているように思われます。
越戸川(こえどがわ)の源流のひとつにもなっていて、和光市新倉の谷中川と合流し、新河岸川に流れ込んでいます。かつては農業用水として使われ、多くの人々の生活を支えていました。
広沢観音堂は東圓寺の「境外仏堂」であったようですが、独自の講(組織)を持って活動していたようです。
池の近くには、説明文があり、一休みできるようなベンチも設置されていました。湧き水が元になっている溜池ですが、きれいな水を維持することの難しさを、しばらく経ってから知りました。この池が果たしてきた意義を考えると、パスする訳にはいかないと思うようになりました。